至高の Markup Language



 高速CPU にものを言わせ、実用には重装備な Man-Machine Interface を そなえたアプリケーションを搭載した PC が巷に氾濫してきた。
 文書ひとつ書くにしろ、Word や 一太郎と行ったワープロソフトを 実行する時勢になってしまった。表計算にしても同じである。

 ここでよく考えてみよう。例えば5年前と比較して、我々が求める結果は 文書にしろ表計算にしろ、変わっているだろうか? 求めているものは 同じである。それとも、より崇高な産物でも作り出せるようになったで あろうか。「できる」と答えられる者は、一部ではなかろうか。また、 そうした限られた人達は昔の環境でも「できる」人だと思う。

 前おきが長くなった、本題に入ろう。
もはや PC は誰にでも使えるようになってきた。それ用に Man-Machine Interface を 整えてきたからだ。文書を書く時に表題をつけ、章建てし、強調文字や装飾を施す ことなどマウス操作でた易くできる。そうです、ワープロは「あたなが見ている ものが、あなたの欲しているものである。」なのです。倍角指定した文字は 倍角になって表示されるのです。こんなことは昔の環境では当然ではありませんし、 実現できる環境にあってもその速度の遅さには辟易してしまう程でした。

 そんな便利な今日日のソフトウェアは WYSIWYG(What You See Is What You Get.)と 呼ばれています。私は好んでは使用しません。

 これに相対するものが Markup Language なのです。 ソースはテキストファイル です。テキストファイルを扱うのなら昔の環境でも速度に不満を感じることは まず、ありません。テキストということになれば有益なツールが有り余るほど あります。これらを駆使すれば願いかなったりです。

 そういった Markup Language にはそう、この HTML や、TeXroff、 DOS環境では XTRfin  もこれに属することになります。
 そうです。Markup Language こそ至高の言語なのです。