3. 有限状態機械

状態遷移の実現方法はいくつかあるでしょうが、有限状態機械 (2) (3) を適用することし て、これを状態遷移表から変換します。つまり、状態遷 移表から有限状態機械のアセンブリ言語ソースを生成します。このソースをガリ ガリとコーディングしていたら時間と辛抱がいる上にバグも混入してしまいます。 有限状態機械をここでは Mealy型順序機械 (4) として実装させます。状 態S0、S1があるとした場合、S0からS1 に遷移する時の出力(アクション)は、S0 とS1の双方に依ることになります。出力を決定するものを出力関数といいます。 今回の出力関数は、遷移元と遷移先状態のテーブル参照にて出力を獲得するもの として実装しています。